【最新】ロシア語で歌ってるおすすめのロシアのロックバンド5選!
一口に「洋楽」と言えども、ジャンル、国、年代などによって音楽性はまったく違ってくる。
今回は、あまり世間で認知されていないであろう最近のロシアのロックバンドをご紹介する。ロシアの音楽というと洋楽ファンの皆さんは「t.A.T.u」を思い浮かべるかもしれない。しかし、彼女らは大衆受けを狙ったポップな音楽性で、ほとんどが英語歌詞なので、あまり「ロシアっぽさ」を感じられないかもしれない。
そこで、本記事はどことなく「ロシアっぽさ」を感じられるような、ロシア語歌詞で、且つ、2010年代以降のロックバンドを有名無名問わずご紹介したいと思う。
この記事が英語圏の音楽に飽きてきた洋楽ファンやロシア語を勉強したくて、ロシアの音楽を探している方々の参考になれば幸いだ。
ロシア語で歌ってるおすすめのロックバンド5選!
Звери
Звериは2001年から活動しているポップロックバンド。ロシア版MTVを受賞したこともあるロシアで人気のアーティストだ。恋愛系の曲が多いのでロシア版 back numberといったところだろうか。
ポップでキャッチーなので、これからロシアのバンドを聴いてみたいという方におすすめだ。
Shortparis
Shortparisは2019年注目のバンドだ。テクノやエレクトロニカ、ポストパンクの影響を受けていると思うが、シンセサイザーとエフェクトがかったギターで独特の世界観を作り上げている。曲のクオリティーもそうだが、MVの質も高いので、今度どんどん伸びていくだろう。
Буерак
Буеракは2014年にロシアのほぼ中央に位置するノヴォシビルスクで結成されたポストパンクバンドだ。ポップさを抑えたミニマルなギターサウンドが特徴で個人的には一番「ロシアっぽさ」があると感じたバンド。こういったサウンドのバンドはMotoramaやHuman Tetris、Manicureなどロシアには数多く存在するのでこれらもおすすめだ。
Не Твое Дело
Не твое дело — Я буду рядом (концерт в кафе "Ветерок" 15.10.2015)
Не Твое Делоはモスクワ出身のシンセポップバンドだ。どこか懐かしさを感じさせる電子音とメロディーが特徴。
OTTO DIX
OTTO DIX 'Тёмные Волны' official videoclip
最後にご紹介するのが、2004年にハバロフスクで結成されたOTTO DIX。ゴシックファッションに身を包んだ、ゴリゴリのダークウェイブサインドが特徴。そのほかにもインダストリアル、EBM、ゴシックロックの影響が見受けられる。
まとめ
いかがだっただろうか。
ジャンルが偏ってしまった感が否めないが、少しでもロシアのロックバンドについて興味を持っていただけたら幸いだ。
ちなみに、旧ソ連時代では西洋のロックやジャズは禁止されていたため、当時のアングラシーンでは共産テクノという独自の音楽を形成していったらしい。
かなりマニアックだが、さらにロシアの音楽を知りたいという人はぜひ手に入れて欲しい。
それでは、また!