楽天証券でのつみたてNISAの始め方を注意点も含めて解説!
こんにちは、ジンです!
先日、ついにつみたてNISAを始めました。
証券口座の開設はもちろん投資すら初めてだったので、少しビクビクしながらなんとか、銘柄の注文まで辿りつくことができました。
と言っても、つみたてNISAを始めるまでのステップは意外と簡単で、最短で1週間程度あれば始めることができるかと思います。
この記事は、「将来のために資産形成が大切なのはわかるけど、どうやってつみたてNISAを始めたらいいかわからない」という方のお役に立てると思います。
この記事の通りにやればいいという訳ではありませんが、僕が知識ゼロの状態から勉強してきた中での最適解だと思うので少しでもお役に立てれば幸いです。
はじめに
つみたてNISAとは少額からの長期・積み立て・分散投資を支援するための国の非課税制度です。
簡単にいうと、みんな投資しなさすぎるから、少額から安心して始められる口座を作ったよ。さらに、税金をかけないから投資を初めてね。ということです。
将来のために投資をして資産形成をしたいけど、最初は少額から始めたいし、できるだけ損はしたくないという投資初心者にぴったりの非課税制度です。
僕は老後に不安を感じている方や将来少しでもお金持ちになりたい方は絶対につみたてNISAを始めるべきだと考えています。
つみたてNISAの開始ステップは大きく分けて4ステップです。
1. 証券口座を開設する
2. つみたてNISA口座を開設する
3. 口座に入金をする
4. リスク許容度を把握し、ポートフォリオを組む
5. 注文をする
この4ステップです。
それでは詳しく解説していきます。
つみたてNISAの始め方 4ステップ
1. 証券口座を開設する
つみたてNISAは各証券会社の口座から取引するため、証券会社から口座を開設しなくてはなりません。
僕は楽天証券を選びました。理由は取り扱い商品数が豊富で、楽天スーパーポイントでの積み立てもできるからです。
方法は、楽天証券のHPなどから申し込みを行います。
氏名や住所などの個人情報を入力します。
また、僕は源泉徴収不要の確定申告ありを選択しました。これは確定申告を証券会社がやってくれ、自動的に納税してくれるので手間が省けます。初心者の場合は基本的にこれを選択すればいいと思います。
楽天証券ではつみたてNISAの口座開設もついでにやってくれるのでつみたてNISAを開設も選択します。
僕は1週間ほどで証券口座のログインIDと仮パスワードが送られてきました。
2. つみたてNISA口座を開設する
楽天証券の場合は証券口座の開設と同時に申し込んだので手続きはほとんどありませんでした。
証券口座のログインの翌日にはつみたてNISA口座が使用できるようになっていました。
3. 証券口座に入金をする
銀行口座から証券口座に入金を行います。
ちなみに楽天証券の場合は楽天銀行と自動出入金(スイーブ)設定を行えば、自動的に楽天銀行から手数料無料で引き落とされるので便利です。
さらに、楽天銀行と楽天証券を紐付けするマネーブリッジを設定すると金利が0.1%になるのでお得です。
4. リスク許容度を把握し、ポートフォリオを組む
これで、あとは商品を選択し、注文すれば終わりです。が。。
その前にどの商品をどれだけ注文すればいいか決める必要があります。
つみたてNISAは少額から非課税で始められるものの、投資先のインデックスファンドは一般のインデックスファンドとなんら変わりありません。
つみたてNISA用に運用コストが低い優良銘柄が選ばれていますが、一般的なインデックス投資と同じで元本保証がないため、下手な銘柄を選べば結果的に損をしてします可能性があります。
そのために自分のリスク許容度を知る必要があります。
リスク許容度は簡単にいうと「投資をする上で、自分がどこまでの損失に耐えられるか」です。
例えば、年間100万円投資するとします。しかし、株価が大暴落し資産が60万円になってしまいました。損失である40万円があなたがぎりぎり耐えられるレベルだったとします。
この40万を2で割った数字が許容できるリスクです。つまり20%です。
次に、このリスク許容度にそってポートフォリオを組みます。
下記のサイトが参考になるので、ぜひ活用してみてください。
http://guide.fund-no-umi.com/tools/aa.html
このポートフォリオに正解はありませんが、世界中に分散投資することをオススメします。しかし、その方法は全世界株式インデックス1本でも先進国株式、新興国株式、日本株式などの複数インデックスを組み合わせても構いません。
僕はだいたい先進国株式50%、米国株式35%、新興国株式10%、日本株式5%で運用しています。
5. 注文する
ポートフォリオが決まればあとは注文するだけです。
注文する際に主に設定することは
引き落とし方法、毎月か毎日か、積立指定日、分配金コース、積立金額、ボーナス設定、増額設定、楽天スーパーポイント運用設定などです。
ちなみに僕は
引き落とし方法:クレジットカード5万円、残りは証券口座から
積立指定日:毎月20日
分配金コース:再投資型
積立金額:3.3万円+増額分
ボーナス設定:しない
増額設定:する
楽天スーパーポイント運用:毎月500ポイント
こんな感じで設定しました。
クレジットカードの場合は引き落とし日に留意する必要がありますが、基本的に積立指定日までは何度でも設定の解除、変更ができるので一度設定してからあれこれ考えるのもいいかもしれません。
注意する点
楽天銀行・楽天証券を申し込む際はキャンペーンをやっていないか確認する
楽天は楽天カードから楽天銀行に申し込んだり、知人に紹介されて、楽天銀行や楽天証券に申し込むと楽天スーパーポイントがもらえるキャンペーンを頻繁にやっています。
それも、1000〜3000ポイントほどもらえるキャンペーンが多いので活用することをおすすめします。
リスク許容度、ポートフォリオの設定はじっくり考える
つみたてNISAは一度設定してしまえば自動的に積み立ててくれるため、半分忘れるくらいがちょうどいいと言われます。
しかし、その分ちょっとした資産配分のミスから将来的に大きな損失になる可能性があります。
将来最大限の利益を得られるよう、運用計画やインデックス投資についてしっかり勉強しておくことをおすすめします。
僕はつみたてNISAを始める前にこの本を読みました。
インデックス投資について、始め方から出口戦略まで初心者にもわかりやすく解説しているのでぜひ読んでみてください。
積立可能期間は2037年までである
意外と知られていないのが、つみたてNISAの非課税期間は20年間ありますが、積立可能期間は2037年までであることです。
2018年から満額の40万円を毎年、積み立てると2037年には800万円運用することができますが、2020年から40万円積み立てていくと2037年までの720万円までしか運用することができません。
つまり、つみたてNISAの非課税の恩恵を最大限授かるにはなるべく早めに始めることをおすすめします。
積立設定の増額ができる
上記でなるべく早めにつみたてNISAを始めた方がいいと書きましたが、年内であれば増額設定をすることができ、満額の40万円を年の途中からでも使い切ることができます。
例えば、7月からつみたてNISAを始めるとして、月の満額の3.3万円にプラスして、3.3万円を増額設定をすれば月に6.6万円積み立てることができ、年内に40万円を年の途中からでも使い切ることができます。
とはいえ、インデックス投資は分散投資が大前提なのでなるべくはその年の前半に始めることをおすすめします。
いかがだったでしょうか?
これからつみたてNISAを始めたいという方に少しでもお役に立てたら幸いです。
それでは、また!